« ベートーベン 第7番 愛をなくした夜 | トップページ | 山南さんの脱走 »

2006.11.06

結婚 龍馬のセランディピティ

京都旅行の出発直前
卒業生から久しぶりの便り

そろそろいい歳なので良縁に恵まれるといいのですが・・・。
先生、京都に行かれるのであれば、神頼みしていただけませんか(笑)

日本で、「一番良いところ」で神頼みしてきましたよ。

日本で一番最初に新婚旅行をされたカップルをご存じでしょうか。

龍馬は、新婚のおりょうさんを連れて、鹿児島に療養に行き、
雲仙、島原と新婚旅行、その旅の様子が龍馬自筆の手紙で残っている。
しかも、文章に山の絵を載せて。
(あなたの新婚旅行でも自筆の絵付きの便りを待っていますよ、これ、やぼ?)

明治の元勲、西郷隆盛が媒酌した結婚式
この日本最高の良縁のきっかけは、龍馬の寺田屋事件
ここは龍馬の定宿、
おりょうさんはここの女将の養女に貰われていつも龍馬を見ていた。

偶然の事件が龍馬の心に愛を点火

倒幕運動に奔走する龍馬を捉えようと、奉行所が寺田屋を取り囲んだ夜、1階の風呂に入っていたおりょうさん、窓からこの危険を察知して、素っ裸のまま階段を駆け上がり、二階にいた龍馬に危機を教える。ピストルを撃ちながら裏に危うく逃れた龍馬、おりょうさんはこの危機を薩摩屋敷に走って教え、やっと、川岸の家に隠れていた龍馬は救出される。

おりょうさんのこの働きが龍馬の心を目覚めさせる。龍馬の気づき。
おりょうさんの働きに感動した西郷どんの薦めもあり、二人はついに結婚。

偶発的な事件、その中で素っ裸の恥ずかしさも忘れて、大切に思っているひとのために機転を利かす、そして、懸命に救出の依頼のために夜の伏見の街を走り抜く。それが歴史的な良縁に結びつく。

結婚は偶然のこと、しかし、大切な人のために自分の全力で懸命に努力するすばらしい姿勢、そこにおける必然、つまり、おりょうさんの日頃から磨いている機転の早さ、日常的な動きの良さ、自分を捨ててでも尽くす人柄、そうした必然があってはじめて、龍馬の気付きに発展。
偶然が必然と結びつくとき、最良の縁が結ばれる。

神頼みしてきましたよ。
あなたの日頃の必然が、すばらしい偶然と結びつくように。

そのためには、あなたの必然の努力も必要、
また、あなたの周囲にいる相手の、そんなあなたの努力に対する気づきも不可欠。
神様に偶然を期待して待っているだけでは、良縁にまで発展しないそうですよ。

今度は、私があなたにお願いする番ですね。自分をもっともっと磨いて下さいと、周りのすばらしい人々が、そこにより早く気づけるように。

英雄の気づき

周りに良縁があるのに、英雄はなかなか気づかないもの、

意欲に燃える高い志の男は、その夢仕事のために脳の働きが活性化、危機をくぐり抜け、命をかけて走り回る、超多忙男
その輝くような男らしい姿に惚れる女性も多く、いつでもどこでももてまくり、女に苦労していない。

しかし、ある時期に
一度危機の中で孤立すると、自分の姿を振り返り、ようやく本当の幸せ、良縁に気づいていく。

この寺田屋事件がなければ、龍馬は独身のまま日本の洗濯に奔走、故郷の実姉が女性代わり。
西郷さんも、島流しの不遇な時に妻女を設ける。

土方歳三、
忙しく京都の警護に奔走、その凛々しい姿に京女たちが憧れて近寄ってくる。本当の良縁には気付く余地がない。
もし、if、歳さん、京都で負傷して故郷多摩にしばらく療養のために帰っているならば、許嫁の大切さに気づき、家庭を持っていたでしょうに。

気づきには、置かれた境遇にも大きく影響されるのでしょう。人生の絶頂期に夢を追って熱く燃えている男性は、その時は超多忙で、脳の活発な働きはすべて仕事に向かい、なかなか周りの良縁に気付いてくれない。
でも、そんな彼にも、この厳しい時代に、境遇の変化が出てくる。ふと自分を振り返るとき、自分の幸せを支える良縁の大切さに気付いて、あなたのすばらしい姿(必然)を認めるでしょう。これが真の良縁でしょうね。
自分の性のはけ口として女が欲しいと言い続ける手軽な男を相手にするよりも。

これは、矛盾した話ですけど。確かに相手の気づきがないと、あなたの結婚が遅れてしまいますね。ここは、あなたの凄い魅力をオーラのように放出するのですよ。

必然と偶然との硲、若い女性の人生航路

出会いは偶然
適齢期は、すばらしい方と出会った時、
20歳の時に出あうかもしれないが、40歳まで待たないといけないかもしれない。出会った時がその方の適齢期、一番幸せになれるタイムリーヒット。

出産年齢は必然
結婚は、女性にとって男性と巡り会えるということだけでなく、自分の分身である子供を産み育てる機会でもある。日本社会の規範では、一般に結婚しないと子供が生まれない。早婚では、より多くの子供を産み育てる機会が出てくるが、結婚年齢が高くなるほど、生みたい子供の数が限られてくる。しかも、時間は待ってくれない。3人の子供を持ちたい女性にとって、30歳は自分の仕事に習熟する頃にはすぐ目の前に。時間は必然、確実に毎年1歳ずつ進んでいく。
もちろん、生みたい子供の数を少なくすると、その時間的制約も広がっていくし、単なるパートナーとしての結婚の場合には、もはや時間という必然は一切なくなってくる。

男性は、幾つになっても子供を作る能力が残されるので、時間という必然から縛られる気持はさらさらない。いつまでもロマンチスト、長すぎた春もそこから。
ここに男女の大きな差、

偶然に身を任せる男性と、必然の罠にかかって苦しむ女性。

若い方の「できた婚」が多くなったのも、偶然の支配の中で、時間という必然を突破しようと言う女性の凄まじい怨念か、いつでも可能なパートナーとの共同生活という正式結婚よりも、時間という必然に縛られる第一子の誕生により大きな関心が向かうのかも。

結婚のセランディピティ
・旅に出る

結婚に対する自分の意志をはっきりしないと、偶然ばかりに頼り、時間が過ぎていく。出会いは偶然のことだけど、なにかが動かないと、なにも起こらない。それが何かは人それぞれ、自分で考えるしかないのかも。大切なことは自分で本気で結婚に向けて動かないと。豊かな対人知性による交遊ネットワークの活用が一番ですね。

私のように必然の時間に縛られない人間でも、新しいパートナーという偶然の出会い(もしあれば)には、時間(寿命)という必然を感じています。今のこんな生活も気楽ですけどね。
京都の美しくライトアップされた青連院に行って、奥さんを亡くされた後に京都で再婚されて長寿を全うされた元学長のことが思い出され、良いですね。羨ましい。
・気づき
本当は、あなたの周りに良縁があるのですよね
(大学では、職員同士のご結婚が圧倒的に多くなっているような感じ)。
何か結婚相手には高い要望を考えますが、それは頭で考えること、人間の出会いの気づきはハート、心のふれあいですから、あまり相手への計算高い要望は関係ないのかもしれない。気づきは心の問題、いつも側で心癒され、共にいたいという願いが強くなれば、心が気付いているのでしょう。頭ばかりでなく、静かな自省の気持で心の中の情動の動きをじっと見つめて見ましょう。これもご自身の心の動き、だからご自身でしか分からないことです。
・変容
気付いたら素直な気持ちになり、新しい変化を恐れずに受け入れることです。いつまでも昔の理想や価値観に縛られていると、自分の行動様式や思考様式が新しい気づきに適応していきませんよ。親しい二人がいつまでも交際だけで結婚しない、周囲をやきもきさせながらも、二人の心に決定的な新しい変容が起こらないのは、心の変容の段階で心が硬直しているから。

もっと柔らかに環境適応しながら、一度きりの人生を生きましょうよ。

気づいたならば、自分の心の変容を素直に受け入れることが、幸せの絶対条件、そろそろ結婚の準備をされては如何でしょうか。結婚生活は、新しい家族も増えて本当に楽しい、夢のような生き甲斐ですよ。

申し訳ない、こんなこと、あなたには蛇足でしょうね。
学生の頃から、あなたの恩師が焼き餅を焼くほど、私を含め多くのファンを抱えた大変な美貌の持ち主、頭がとてもシャープで、心には一流ホテルで磨いた温かいホスピタリティの精神が豊かに育ち、私が学生時代ならと・・・
噂の男性は、何があなたに不満ですかね。気づきはすぐに来ると思いますよ。

|

« ベートーベン 第7番 愛をなくした夜 | トップページ | 山南さんの脱走 »

徒然なるまま」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/48357/12575574

この記事へのトラックバック一覧です: 結婚 龍馬のセランディピティ:

« ベートーベン 第7番 愛をなくした夜 | トップページ | 山南さんの脱走 »