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2008.12.01

ショパン、発見!「ショパンの音楽日記」

日曜日の夜

ショパンの世界に陶酔しました

11月27日から30日まで
「ショパンの音楽日記」

例の「ラフォルジュルネ」の
ルネ・マルタンおじさんがプロジュース
小柄な元気のよい、気さくな方ですね

1810年から1849年までの
ショパンのピアノ作品
世界的な6人のピアニストによる全曲演奏会

昨日は
朝の演奏会は失礼して
お昼から4回
(各回1時間余の演奏)楽しみました

娘夫婦も次女も一緒で
休み時間も忙しく
楽しみました

ショパンは
年代順に演奏されます

土曜日の曲がよく知られたものが多く
「幻想即興曲」や「華麗なる円舞曲」

パリ在住の児玉桃さんが演奏
帰りに少し話す機会があり
この大好きな曲の
彼女の演奏を聞きたかったです
彼女のCDを買って、
サインをもらいました

東京オペラシティのホール
かなり前左方に席をとって
ピアニストの指使いをじっとみていました

ケフレックスさん

フランスを代表するピアニスト
本当に柔らかなタッチで
信じられないほど
彼女の指が、軽く軽くそっと
転がっている

「子守唄」「舟歌」
素晴らしい感動でした
思わず娘と顔を合わせて
良かったねー

日本でも
彼女の人気が高く、
サインを求める人で一杯の行列

その他のピアニストも
あまりに素晴らしくて

演奏が終わっても
聴衆は
すっかり余韻に引き込まれて
ただ沈黙、
もう拍手を忘れている
その後に
熱狂的な拍手の嵐

こんなこと初めての体験

パリ時代のポロネーズ「英雄」
後まで耳に残ってなり続けて

いい曲ですね
何回でも聴きたいです

そして
8時から、最後の回
ショパンに告別のとき

まず、最高傑作の一つといわれる
「幻想ポロネーズ」作品61
演奏が終わると
大声で感動のブラボー

そして
晩年の曲が続く

本当に感動しました
聞きながら涙が出てくるほど
こんなにショパンの曲が
深く深く心の中に入ってきて
美しく歌い続けるとは

1847年
ワルツ作品64の
1は、なじみの「子犬のワルツ」

2が、すごかった、
聞きなれた曲ですが
ショパンの最晩年の曲と知って
ますますショパンの心の悲しみが
深く深く、しみこんでくるよう

もうこのまま終わって欲しい

恋人ジョルジュ・サンドと別れて
病気になって落ち込むショパン

最後に

ショパン、大発見!!!

死の前年の作品、
マズルカ作品番号67

こんなに余計なものをそぎ落として
すっきりしたメロディの流れ
静かに内面の優しい感情をたたえて
聞くものの心にはいてくる
これがショパンの音楽の神髄か

イド・バル・シャイさんの演奏も
素晴らしい

ふとコローの絵を思い出しました
自然の風景の前に
いつまでも立ち続けて
自然の息吹に
深く深く耳を傾けている
その作品には
風が流れ、光がわいてくる

丁度、このマズルカは
音楽を愛し続けていきてきたショパンの
最後に心で深く感じる人間の一生
それを素直にそのままメロディに歌う

そして
死の床で書いた最後の曲
マズルカ、作品68番ー4

すでに心は弱弱しく、、
ゆれてあえぐように
生命の光が少し少し消えていく

舞台の明かりも
光量が
徐々に落とされていく

最後の舞台
薄暗い灯火の中で
ピアノの前に
祈るように
ただ黙って座るエル・バシャさん

ショパンの生涯の光が消えた

そして
ショパンの日記も
閉じられた

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