宇宙のキャンパスに描き続けて 「空即是色」
人の一生は
宇宙のキャンパスに自分の生き様を描き続けるように・・
ツユの空が晴れませんね
何もやる気がなくて
何もかもイヤになって
それでも
なんだか人恋しくなり
「色即是空」
今
私の心の宇宙には
すべてが去り、消えていった
「空」
なんにもない
楽しかったことも
感動したことも
輝いたことも
すべて
時間の経過と共に
消えていく、流れていく
諸行無常
あんなにも
幸せな愛情に包まれていた私の日々
やがて
愛の色は薄れ、消えて、
すべてが空(クウ)、
ただ真っ白の世界
あれだけ
私の人生、生き生きと輝いていたのに
やがて
老いて、
色を失っていく
心の中は、
無明、光のない空(クウ)
「色即是空」
●
昨日溜池で
昨年のゼミ卒業生と楽しく会食しました
卒業後1年半、初めての集まり
(私が参加した会合)
大学2年から一緒に
アジア問題の研究活動をやってきた
親しい学生たち
共に楽しく研鑽してきた仲間たち
インドの
ケララの農村に行って
現地調査の傍ら
村の人々と親しく交流
全員美しいサリー姿で村祭りに参加したり
ソーラン節の踊りを地元で披露した
別の仲間たちは
インドのムンバイに行って
合弁企業の調査
また
マニラのストリートチルドレン問題の調査
演劇活動を通じて子供の心を育む手法を研究
このミクシーの待ちうけ画面は
その時のマニラ湾の豪華な夕焼を写したもの
ゼミ生活の思い出の話になると
みな口をそろえて
、
あの日々が、
本当に懐かしい、楽しかったね
学生が自分たちで全て立案して
現地への調査旅行
その研究成果を大学の発表会でプレゼンテーションし
審査員から高く評価されて、喜びを分かち合う
女性たちはみな
学生時代から美人の誉れ
卒業後1年半経過して
ますますその美しさを磨いており
唖然と
あの頃
私は、若いエネルギーを一杯受けて
本当に幸せのシャワーを浴びていました
今は
「先生、日に焼けて色が黒くなりましたね、どうしたのですか」
彼たちとの卒業旅行は香港
心が弾んで、嬉しくて
四川料理を食べながら、もうノンストップに
爆笑の洪水、苦しさに腹を抱えて笑い転げまわり
(私には死ぬ思いの笑い)
昨年の春には
そんな愛しい若者たちも
卒業とともに
別れて行く
遠くに去っていく
幸せの「色」が
鮮やかに輝いていたのに
もう消えている
にぎやかに談笑したゼミ室は
ただ一人もいない「空(クウ)」
私の心の中も、寂しさの空
「色即是空」
昨日
みんなと久しぶりに再会
素晴らしい思い出の一つ一つ
心の中に
くっきり浮かんできました
参加学生の名前を覚えているかの厳しいテスト
全員、ほぼすらすらと出てきました
欠席者の名前も顔と一緒にはっきりと
(いつも不合格なのに)
私の心の宇宙に
過ぎた楽しい日々の思い出が
見事に描かれていました
油絵の絵を描くように
数々の美しい思い出が次々に
色鮮やかに
心の宇宙の壁画に塗りこめられていました
その描かれた絵画こそ
私の幸せな人生模様の生きた姿
私が生きていく中で
一生懸命に描き続けてきた私の人生の絵画
別れた後にしばらく忘れていた
この大輪の色彩鮮やかな絵画
今気がつきました
空の心のなかに
このような美しい生きた色彩の絵
空即是色
日々一生懸命に生きる中で
つらいことも
悲しいことも
喜びのことも
幸せなことも
意に知をかけて懸命に生きて
心の宇宙に描きこんでいく
生きている中で
徐々に描きあがってくる人生の大作絵画
それが
その人の心の宇宙の真相
それしかない
こうして
愛する人と別れていっても
年をとって老いて行っても
心の中には
生きていた証として
その確かな思い出が
宇宙の絵画に
しっかりと
描きこまれている
やがて
個々人の
人生の大作が完成する頃には
自然界の
大宇宙の中に組み込まれていく
個人の宇宙から
神の治める大宇宙へと
大宇宙には
一人ひとりの見事な絵画が
美しく彩られていく
その一人ひとりの絵画が積み重ねられて
何億という長い時間に
広大な宇宙に
神の大きな「縁」の世界が
広がっていく
「空即是色」
みなさん
病い、老い、別離、失敗挫折などが
あってもなお
そのつらい思いを乗り越えながら
生きている限り
命の織り成す、素晴らしい生き様の絵画を
宇宙に描きつつけて生きましょう
私の絵画にも
完成までは
まだまだその余白に
たくさんの素晴らしいものを
描きこんでいかなければなりません
この美しい人生を全うするために
「空即是色」
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